肌 食事 関係

いい食事なくして美肌はありえない?

日本の朝ごはん

 

私たち人間を含め、あらゆる動物は食物から栄養を摂取しないと生きていくことができません。そして生命の維持だけではなく、どれだけ健康的に、見た目も中身も美しい姿を保てるかにおいても、食事の影響はとても大きいものです。

 

ですが多くの人が忙しい現代社会。時間がないから、面倒だからと食事を抜いたり、軽食やお菓子、サプリメントですませたり、という方も多いのではないでしょうか?

 

「私たちの身体は半年前に食べていたものでできている」なんて言葉もあります。食物から得られる栄養素こそが、私たちを形作るうえでとても大きなウエイトを占めているかということですね。

 

こと肌については、どうしても状態が見た目に現れやすく、容易に触れることができるため、化粧品や塗り薬など外部からの処置に目が行きがちですが、それと同じくらい、いやそれ以上にどんな栄養素を取っているかが重要です。

 

では、肌にいい食事(栄養分)とは何なのでしょうか?

 

答えはもちろん、ひとつではありません。さまざまな有効成分があり、それぞれ異なったメカニズム・作用で私たちの肌を麗しく蘇らせてくれるのです。

 

ここに、おもな栄養素を以下にまとめてみました。

 

肌にいい食材(栄養素)

ビタミンC
アセロラ グァバ
赤ピーマン レモン
みかん

含まれている食材が多く、肌にいい栄養素の代表格は何といってもビタミンCですね。肌への効果を含めてよく知っている方も多いのではないでしょうか。

 

ビタミンCの具体的な肌への効果として、まずはシミ防止があります。シミの原因となるメラニン色素の発生を抑えてくれたり(発生するために必要な酵素を阻害する)、日焼け後の肌の炎症を防いでくれるので、結果的にシミができにくくなります。

 

また、肌のハリや潤いに欠かせないコラーゲンの合成を促進するので、シワやほうれい線なども抑えてくれるエイジングケア作用も秀逸。

 

さらに皮脂の過剰分泌を食い止めるので、ニキビの発生まで予防。肌の老化の元凶と言われる活性酸素もやっつけてくれるので、たとえニキビが発生しても治癒が早くなります。

 

他にもたるんだ毛穴をキュッと引き締めたり、肌のターンオーバーを活性化して古い角質をどんどん排出するので、くすみが気になる肌を明るくしたり、とまさにいいことずくめ。

 

ビタミンE
ナッツ類 ごま油
モロヘイヤ まぐろ
かぼちゃ 胚芽パン

先述のビタミンCに負けず劣らず、肌への好影響がたくさんあるビタミンE。その効果は抗酸化作用、バリア強化、血行促進が挙げられます。特に年中乾燥肌でカサカサ粉を吹く・・・なんて方にはビタミンEの摂取が極めて有効。

 

肌を含めて身体への栄養はどこから運ばれてくるかを考えると、血行促進も美肌に直結することがわかります。つまり、栄養素や酸素などは血液により運ばれてくるので、血の巡りがよくなると肌の代謝も活発になりいきいきと蘇ります。

 

ここまで言うとおわかりかもしれませんが、先のビタミンCとビタミンEはどちらか片方ではなく、双方をバランスよく取ることで美肌の相乗(シナジー)効果が期待できます。

 

DHA・EPA
アジ うなぎ
サバ さんま
筋子 マグロ

DHAはドコサヘキサエン酸、EPAはエイコサペンタエン酸といい、どちらも私たちの体内ではつくることができない栄養素です。

 

今から10数年前あたり、DHAは「頭の良くなる栄養素」として一大ブームになりました。自動販売機で買える清涼飲料水にもDHA入りという商品が並んだりしていました。

 

現在はDHAやEPAのサプリメントなどが市場にあふれ、すっかりポピュラーになった感がありますが、その効能はまさに多岐に渡っています。

 

中心となるのは血液に対する有効な働きですね。よく健康のためにはサラサラ血液が重要といわれますが、まさにその血液の粘度を下げるのがこのDHAです。

 

血液がサラサラになると当然ながら血液の流れがよくなるので、全身のすみずみまでしっかりと栄養分を届けることができますし、動脈硬化や大動脈瘤、脳梗塞、心筋梗塞など血管を原因とする病気にもかかりにくくなります。

 

またDHAは細胞のミトコンドリアにとって重要な成分であり、脳の働きとも深く関わっています。DHAを摂ると頭が良くなるといわれるのはそのためです。