肌 赤み 治す

なぜ肌に赤みがおきてしまうのか

肌を気にする女性

 

「赤ら顔」という言葉があるように、肌の赤みが気になるという方もいるのではないでしょうか。

 

特に顔に症状が出やすいので、毎日の洗顔やスキンケア時に肌の状態を確認してみるとよいと思います。一時的な場合もありますが、慢性的になってしまう場合もありますので、気付いた時には早めの対処が有効です。

 

皮膚が薄くなるケース

肌に赤みが起きる原因には、主としては「皮膚が薄くなってしまう」という理由が挙げられます。

 

皮膚が薄くなってしまうために刺激を受けやすく炎症を起こしやすいという悪循環に陥ります。紫外線や化粧品などでダイレクトなダメージを受けやすく、ニキビや肌荒れを起こしやすくなり、さらに負の連鎖を引き起こします。

 

また、毛細血管の拡張は血流が多くなり血の色が濃くなるのですが、皮膚が薄いため皮下組織の赤みが肌の表面に見えてしまうというのもあります。

 

炎症が起きると、毛細血管の拡張が起きます。つまり肌トラブルを治そうとする身体のメカニズムが働き血流が増えるとも言われています。

 

さて、皮膚が薄くなってしまう原因ですが、特に多いとされるものがバリア機能の低下です。

 

洗顔時の石鹸や合成界面活性剤、ピーリング剤などで肌が乾燥し、角質層のバリア機能を根こそぎ剥がしてしまっている可能性が高いと言われています。

 

また、十分なスキンケアによる保湿、睡眠時間の確保もバリア機能の正常化には大切なことと言われています。

 

ニキビ

さらにニキビ(大人ニキビ)が原因による肌の赤みもあります。にきびをこじらせて赤い炎症ニキビになって腫れている状態なので、普通の赤みとは明らかに違いがあります。

 

こうしたニキビによる赤みは、治療後も黒ずみなど色素沈着を起こす可能性があるので早め早めの治療や日ごろからのニキビケアが肝心です。

 

アレルギー反応

花粉(スギ・ヒノキ・イネ・ヨモギ・ブタクサ)やハウスダスト、工場や車の排気ガス、化学物質など現代社会はまさにアレルゲンの宝庫。

 

肌はつねに外界にさらされているのでこれらの影響を大きく受けます。

 

人間には免疫反応があり、外部からの有害物質に対して排除しようと働く仕組みがあります。肌の表面でこれがおきると肌が赤くなったり熱を持ったように。

 

身体の防御反応なので消すことも難しく特効薬もないのが現状です。

 

花粉による肌トラブルについては以下の記事でも詳しく解説しているのでよければご覧ください。

 

 

まちがったムダ毛処理

また原因のはっきりしているものとして、ムダ毛処理での肌トラブルもよくあるケース。

 

たとえばカミソリを使って自分で毛を剃毛するなどですね。T字カミソリやI字カミソリなど種類を問わず、処理中はその刃先は常に肌に触れているので傷がつきやすいのです。

 

たとえ血が出るような傷ができなくても肌を刺激して敏感にさせ(カミソリ負け)、肌荒れや赤みを引き起こしてしまいます。

 

こうした物理的な刺激をずっと与えているとその部分のメラニン色素が増えて色素沈着の原因にもなります。

怖いのは重い病気が隠れている場合も

病気を心配して落ち込む女性

 

肌の赤み、単なる肌トラブルの一環と思っていてはいけません。

 

怖いのは重い病気が隠れている場合もあり、何かの兆候(サイン)であることもあります。そのため、症状が強かったり、続く場合には病気ではないことを確認しておいた方がよいかもしれません。

 

特に「赤ら顔」という言葉があるように、顔の赤みが兆候とされる病気が複数あります。

 

もちろん、顔の赤みだけが症状ではありませんが、ひとつの兆候と言われていますので気になる場合には受診をおすすめします。

 

考えられる病気

肝不全・膠原病・赤血球増加症(多血症)、さらに糖尿病や高血圧症・クッシング症候群・カルチノイド症候群・肝硬変など肝臓に関する疾患があります。

 

痛みなど明らかな症状がない病気も多くありますので、ただの肌トラブルと看過してしまわないことも大事です。

 

また、薬の副作用・過剰摂取が肌の赤みに繋がっているケースも多くありますので、気になる場合には主治医に相談してみてください。薬を変えることで解消されることもあります。

精神的なストレスで赤ら顔になるケースも

駅を歩く人々

 

精神的なストレスや生活習慣が関連して赤ら顔になるというケースもあります。

 

その中でも多いのが顔の“ほてり”です。決して身体は熱くなっていないのに、なぜか顔だけ赤くなってしまい火照っている状態になってしまうのです。

 

それは自律神経やホルモンバランスの乱れが原因と言われます。精神的なストレスや、十分な睡眠が取れない場合など、目に見えない自律神経やホルモンバランスから乱れていきます。

 

こういった状態の時には、身体の中で神経が休まっていません。緊張感を持って気張っている状態、つまりは応戦体制の準備万端!といった状態でいます。しかし、何かの隙にふっと神経がゆるむと一気に血流が増えるそうです。

 

自律神経は無意識下でコントロールされていますが、特に顔などは影響を受けやすいようで、いきなり顔が火照ったりして赤ら顔になるという場合があるとのことです。

身体の炎症を抑える成分(食品)を積極的に摂る

スーパーで生鮮品を買い物する女性

 

赤みは肌に現れている症状ですので、消炎成分の配合された化粧水や美容液、軟膏等を使用することも有効ですが、ここでは身体の中から改善していく方法にスポットを当てたいと思います。

 

身体というのは、食べたものでつくられていきます。肌の赤みは、肌荒れや肌トラブルが原因である場合が多くなっています。

 

そのため、身体の炎症を抑える成分・免疫機能を向上させる成分が含まれる食品を積極的に摂ることも効果的です。

 

抗炎症成分を含む食品

炎症を抑える成分が含まれる食品として、特に挙げられるものは、生姜・玉ねぎ・ネギなど薬味とよばれる食べ物です。また、野菜や果物には抗酸化作用(アンチエイジング・免疫機能の向上効果)があり、積極的に摂取するとよいと言われます。

 

健康な肌には良質なたんぱく質も欠かせません。植物性のたんぱく質が良く、豆類・豆製品・ナッツ類です。

 

そして脂質です。特に肌トラブルがある場合には、脂質の摂取については気を付けた方がよいです。

 

トランス脂肪酸の含まれる食べ物は、身近にたくさんあり普段から摂取しやすいものではありますが、悪玉コレステロールの元であり、免疫機能の低下や代謝機能の低下を招きます。

 

マーガリンをはじめ、市販の焼き菓子・スナック菓子・ファーストフードのポテトやチキン・冷凍食品の揚げ物など意外と多くあります。

 

良質な脂質とは、オメガ3脂肪酸・オメガ6脂肪酸といわれますが、オメガ3脂肪酸は気を付けないとほとんど摂取していません。

 

特にオメガ3脂肪酸は、免疫機能・代謝機能の向上効果、ダイエット効果など健康を司る脂質とも言えます。DHA・EPAとも言われ青魚などの脂や亜麻仁油です。